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膣内射精障害だと不妊の原因にも?

膣内射精障害は膣内に挿入すると射精できない障害です。
男性に心因性の原因がある場合やあまりに刺激が感じられないような場合に起こり易いと言われています。
射精に至らない場合、子宮内に精子を届けることができないため不妊の原因になる恐れがあります。
この障害を取り除くには射精の障害になっているものを排除する必要があります。
原因が心因性の場合は、カウンセリングなどが有効です。
刺激に対して耐性ができていることが原因の場合には、膣内の刺激でも射精できるようにトレーニングする方法もあります。
不妊の原因はフーナーテストをすることによってある程度確認することができます。
例えば、精液が子宮内に届いても子宮頚管粘液に精子が確認できない場合、無精子症や抗精子抗体、子宮頚管炎などが疑われます。
子宮頚管粘液に精子はあるけれども元気がない場合もあります。
そのような場合には、何らかの理由で精子に元気がなくなっています。
そのためにはフーナーサポートが有効です。フーナーサポートは膣内の環境を精子が活動し易い状態に整えます。
動きやすい粘度、元気が維持できるための適度なph値などをサポートします。
また浸透圧を上げることで精子が子宮頚管粘液内に到達しやすくします。
精子や膣内に問題がある場合にはフーナーサポートを使うことで可能性を上げることができます。
ただし、障害によって射精ができない場合にはフーナーサポートは使えません。
不妊を改善する目的であればシリンジ法を行うことも解決策の一つです。
シリンジ法は性交によって射精ができない場合で、自慰によってできる場合に行うことができます。
この場合でもフーナーサポートは有効です。通常と異なる方法で精子を届けるため条件を良くすることで着床の可能性をあげます。
フーナーサポートによって元気なまま精子が届けば、それだけ妊娠の確率は高くなります。
膣内射精障害であってもシリンジ法であれば不妊を克服できるかもしれません。

シリンジ法とフーナーテスト

膣内射精障害によって不妊に悩んでいる場合に効果的なのがシリンジ法です。
膣内射精障害の場合、膣内に挿入してから射精できないだけで自慰によってなら問題ないことがあります。
そのため精子自体に不妊の原因はないことがほとんどです。
シリンジ法は直接膣内に射精する代わりに自慰によって容器などに一旦精子を出してもらい、シリンジ、いわゆる注射器で吸い取って膣内に入れる方法です。
シリンジ法はシリンジ法キットを使って行うことが安心です。まず、パートナーが自慰では問題なく射精ができることを確認します。
それができないとシリンジ法はできません。シリンジ法キットについている採精容器を組み立ててそこに射精してもらいます。
シリンジで精液を吸い取ります。シリンジ法キットについているカテーテルをシリンジの先端に取り付けます。
カテーテルを膣内に挿入して奥まで入れます。シリンジを押して精液を挿入します。
シリンジ法は精液を膣内に送り込むだけなのでシリンジがあれば可能ですが、シリンジ法キットについているカテーテルは奥まで届くような長さになっています。
また弾力性のある素材でできているため安全です。清潔なものを使用した方が安心なのでシリンジ法キットを使用することをおすすめします。
結果として着床したか確認するのがフーナーテストです。
フーナーテストは精液が子宮内に入ってから12時間経過した子宮頚管粘液を顕微鏡で確認する検査です。
フーナーテストによって運動性精子が多く確認できると妊娠する可能性が高くなります。
フーナーテストによって粘液の中に精子が確認できない場合には、男性の無精子症や女性側に抗精子抗体があることや子宮頚管炎などが疑われます。

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